現役動物看護師が感じる仕事の大変なところ

 

「好きなことを仕事に」と言われる時代。

 

なるべくなら自分の興味・関心があることで仕事をしていきたいですよね。

私は子供の頃からベットを飼っていてそこから動物好きになり、将来は動物に関わる仕事をしたいと思い、今現在動物看護師の仕事に携わってます。

 

子供の頃からの夢でしたので、その夢が叶えられているのはとても嬉しいことです。

しかし、いくら自分が好きなことで働けていると言っても全てが楽しいことばかりではありません。

 

大変な思いをしたり時には仕事を辞めたいと思うような日もありました。

せっかく憧れていた職業に就けたのに自分が思い描いていた内容と違って嫌な思いをしないためにも、その仕事のマイナスな部分を知っておくことも大切です。

 

ここでは私が動物看護師として働いている中で大変だったところをピックアップしますので、これから動物看護師を目指そうと考えている方は参考にしてみてください。

 

重圧がある

 

医療の現場なので動物看護師の仕事にそれなりの重圧はつきものです。

獣医師のように手術など直接生命に関わる作業は少ないですが、一歩間違えればお客様から預かったペットを傷つけてしまう恐れもあるのでプレッシャーで押しつぶされてしまう人もいます。

 

また、対応する相手は人間ではなく動物なので、予想外の出来事が起きるケースもあり、そういった面からも緊張感は走ります。

ただ、慣れてくればプレッシャーを感じることも少なくなってきます。

 

私も働き始めの最初の一年ぐらいは毎日緊張しながら現場で作業をしていた記憶がありますが、2・3年と働くにつれて緊張感も軽減し楽しく働けるようになりました。

もちろん慣れたからといってなぁなあと仕事をしては駄目で、ある程度の節度を保って仕事に向き合うのが大切です。

 

労働時間が長い

 

これは勤務先にもよりますが、動物看護師の勤務時間は比較的長いと言われています。

理由としては、動物病院は夜間も診療しているところが多く一人辺りの仕事量も多いので、勤務時間が長くなってしまう傾向があるからです。

 

私が勤めている動物病院では就職したての頃は月10時間未満でそれほど残業はありませんでしたが、最近は人手不足もあり残業も月30~40時間ほどまで増えています。

知り合いが働いている勤務先なんかは残業時間が月50時間を超えることもあるそうなので、ある程度残業はあるものと覚悟しておきましょう。

 

また、事務みたいに座りっぱなしというわけではなく、動き回ることが多く肉体労働の側面もあるので、ある程度体力に自信がある人でないと大変です。

 

勉強量が多い

 

医療の分野というこもあり学ぶことはとても多いです。

生態学、看護学、介護学、トレーニング学など学ぶものは広範囲に渡り、私も新卒の頃は毎日勉強をしていました。

 

身につけるのは知識だけではなく、動物の容態の変化にいち早く気づけるような観察力、共同作業が多いので看護師や他のスタッフさんとのコミュニケーション力などもなくてはなりません。

なので、主体的に勉強に取り組む姿勢がなければ、動物看護師になれたとしても仕事を続けていくのは難しいでしょう。

 

また、資格を取得するにも学習範囲が広いのでそれなりに勉強をしておかなければなりません。

資格の取得はペット教育業界でも有名なヒューマンアカデミー日本ケンネルカレッジの通信講座を利用して勉強するのがお勧めです。

 

まとめ

 

以上、動物看護師の仕事で大変なところをいくつか挙げてきましたが、それを上回るやりがいや楽しさを私は感じられているので今現在も仕事を続けています。

 

やはり動物好きである以上日頃から動物と関われるのはとても幸せなことであり、体調の悪かったお客様のペットが元気よく帰っていく姿を見てると、この仕事をやっていて良かったなと思えます。

 

大変な部分もあり決して楽な仕事ではありませんが、それ以上の働きがいがあると私は思いますので、これから動物看護師を目指す方は頑張って勉強して是非夢を叶えてください!

 

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