ペット資格の「JPLA」「JKC」「JCSA」の違いは?

 

動物看護士の資格は国家資格ではなく、民間資格なのでさまざまな種類があります。

勤め先によっては資格をどこで取得したのか、どの団体が認定しているものなのか尋ねられることもあるので、

それぞれの資格の種類について理解しておく必要があります。

 

ここでは動物看護士で特に有名な「JPLA」「JCSA」「JADP」の3つのライセンスについて解説していきますので、これから取得を考えいてる方は是非参考にしてみてください。

 

JPLA

 

JPLAは日本ペット技能検定協会が認定している資格です。

日本ペット技能検定協会は20年以上も運営実績のある団体で、認定している資格は20種以上と、数あるペット団体の中でも認定する資格の数は多いです。

 

各種セミナーや実技研修が充実してるのが特徴的で、トリマー向けのトリミングを行える研修施設は全国で100ヶ所以上も存在します。

 

動物看護士の資格も存在し名称は「小動物看護士」で登録されています。

名称の先頭に「小」と付いているので一般的な動物看護士との違いについてよく聞かれますが、気になる方は良ければ下記記事を参考にしてください。

>>動物看護士と小動物看護士に何か違いはある?

 

JPLA認定のペット資格は20種類以上ありますが、小動物看護士は1、2位を争うほど人気であり、毎年かなりの数の受験者が試験に挑んでいるそうです。

また、JPLAは教育会社として有名なヒューマンアカデミーの通信講座専門サイト「たのまな」と提携しているので、たのまなで開講しているペット講座を修了することで資格を取得することができます。

 

JCSA

 

JCSAは日本キャリア教育技能検定協会が認定している資格です。

日本キャリア教育技能検定協会はペット以外にも、ビューティやファッション、ホテルやブライダルといった業界の人材育成及び技能向上を目的とした団体です。

 

メインとなるのはペット業種で、認定している資格もホームページを見る限りでは動物関連のみとなっています。

JCSAの特徴は、一つの資格の中に色々な階級を設けていることです。

 

例えば動物看護士の場合、JCSA認定ライセンスA級・B級・C級、JCSA認定マスターライセンス、JCSA認定インストラクターライセンスA級・B級・C級といったように、一つの資格にもさまざまな種類があります。

 

レベルはライセンス<マスターライセンス<インストラクターライセンスの順になっており、

上位レベルのライセンスを取得できれば就職活動の際にも大いに役立てられるでしょう。

 

JCSAもJPLA同様に通信講座を運営している会社と提携しており、日本ケンネルカレッジと呼ばれるペット専門通信講座を受講することで取得ができます。

 

日本ケンネルカレッジはつくば国際ペット専門学校が直轄する通信講座ということもあり、

通信講座でもペット業界からは高い評価を得られています。

 

JADP

 

JADPは日本能力開発推進協会が認定している資格です。

日本能力開発推進協会はこれまでの上記2つとは違い、ペットを専門(中心)としている団体ではなく、心理カウンセリング、ビューティー、フード、事務などの業界を取り扱っています。

 

ペット専門ではないにしろペット(動物)看護士の他に、ペットセラピスト、トリマー、動物介護士など人気の高いペット職種の資格も広く取り扱っています。

 

JADPは速水もこみちさんでも知られるキャリアカレッジジャパンの通信講座で取得ができます。

 

有名な認定資格を

 

今回は3つ紹介していきましたが、上記で挙げた以外の団体が認定している動物看護士資格はまだまだあります。

最終的には自分の目的や予算、会社の特性などを考慮して選ぶのがいいですが、とにかく有名で安定的なものを選ぶのであれば今挙げた3つの中どれかを取得しておくといいでしょう。

 

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